医療コラム

肺がんの初期症状とは?早期に気づくためのサインと受診の目安

咳の症状

東京駅から徒歩7分、早期肺がんの日帰り手術を専門とする「東京日本橋 早期肺がん日帰り手術クリニック」です。

咳が続く、息切れしやすくなった、健診で肺に影があると指摘された。
このような症状や所見があっても、「よくあることかもしれない」「もう少し様子を見よう」と受診を迷ってしまう方は少なくありません。

肺がんは、初期の段階では自覚症状がほとんど現れないことも多く、症状が出た時にはすでに進行しているケースもあります。一方で、早期に発見し適切な治療を行うことで、治療の選択肢が大きく変わる肺がんもあります。

本記事では、肺がんの初期症状の特徴をはじめ、受診を検討すべき症状の目安や、早期治療が重要とされる理由について分かりやすく解説します。

肺がんの初期症状とは?

胸痛

肺がんは、初期の段階では自覚症状がほとんど現れないことが多い病気です。そのため、「気づいたときには進行していた」というケースも少なくありません。実際には、健康診断や人間ドック、別の病気の検査で行われた胸部X線検査やCT検査をきっかけに、偶然発見されることもあります。

初期の肺がんでは、はっきりとした症状が出ない、あるいは日常生活の中で見過ごされやすい軽い症状にとどまることが多いのが特徴です。具体的には、咳が長引く、痰が絡む感じが続く、軽い息切れを感じることがある、胸に違和感があるといった症状がみられる場合があります。

ただし、これらの症状は風邪や気管支炎、アレルギー、加齢による体力低下などでも起こりやすく、「いつものこと」「そのうち治るだろう」と判断され、放置されがちです。その結果、受診のタイミングが遅れてしまうことがあります。

また、肺がんのタイプや発生する部位によっても、症状の出方には違いがあります。肺の奥深くにできるがんでは、しばらく無症状のまま進行することも少なくありません。一方、気管支に近い部位に発生した場合には、比較的早い段階から、咳や痰、血の混じった痰などの症状が現れることがあります。

このように、肺がんの初期症状は非常に分かりにくく、他の呼吸器疾患と区別がつきにくい点が特徴です。「症状が軽いから大丈夫」と自己判断せず、気になる症状が続く場合や、健診で異常を指摘された場合には、早めに医療機関を受診することが重要です。

どのような症状があれば受診すべきか

診察

肺がんの初期症状は、風邪や気管支炎などの身近な病気と区別がつきにくいため、「どのタイミングで受診すべきか迷う」という方も少なくありません。重要なのは、症状の強さだけで判断するのではなく、「症状が続いている期間」や「これまでとの違い」に目を向けることです。

例えば、咳や痰が2週間以上続いている場合には、ひとつの目安として、一度医療機関を受診することが勧められます。一般的な風邪であれば、時間の経過とともに自然に軽快していくことが多いですが、なかなか改善しない、あるいは徐々に悪化していると感じる場合には注意が必要です。

また、次のような症状がみられる場合には、肺がんの可能性も考慮し、できるだけ早めに医療機関を受診することが大切です。

  • 咳が長期間続く、または次第にひどくなっている
  • 痰の量が増えた、または色が変わった
  • 血の混じった痰が出る
  • 少しの動作でも息切れを感じるようになった
  • 胸の痛みや圧迫感、違和感が続いている

これらの症状は、必ずしも肺がんに特有のものではありませんが、肺がんが原因となっている可能性も否定できません。特に、血痰や原因のはっきりしない息切れは、注意が必要なサインの一つです。

また、健康診断や人間ドックで胸部X線検査やCT検査の異常を指摘された場合には、自覚症状の有無にかかわらず、必ず精密検査を受けることが重要です。症状がないからといって放置してしまうと、発見が遅れる原因となります。

肺がんの早期治療が重要な理由

カンファレンス

肺がんにおいて早期治療が重要とされる最大の理由は、がんが進行する前に治療を開始することで、治療の選択肢が広がり、身体への負担を抑えられる可能性が高まるためです。

肺がんは、進行に伴って周囲の臓器やリンパ節、さらに他臓器へ転移する性質があります。進行度が高くなるほど治療は複雑になり、手術だけで完結することが難しく、抗がん剤治療や放射線治療を組み合わせた集学的治療が必要となるケースが増えていきます。

一方、早期の段階で発見された肺がんでは、がんが肺の一部にとどまっていることが多く、1回の手術で切除が完了し、その後の追加治療を必要としない場合もあります。このようなケースでは、治療期間が短く、日常生活への影響を最小限に抑えることが可能です。

肺がんのステージ別の5年生存率(統計データ)をみると、ステージ Ⅰ では約80%以上と高い一方、ステージ Ⅱ で約50%、ステージ Ⅲ で約30%、ステージ Ⅳ では10%未満と、進行するにつれて大きく低下していきます。これは、早期発見と早期治療ができるかどうかが、予後を大きく左右することを示しています。

このように、肺がんは「できるだけ早い段階で見つけ、治療を始めること」が、その後の治療内容や生活への影響、さらには治療成績そのものを大きく左右します。気になる症状がある場合や、健康診断で異常を指摘された場合には、早めに専門の医療機関へ相談することが重要です。

肺がんの症状に関するよくある質問

診察

肺がんは初期症状が分かりにくい病気であるため、症状や受診のタイミングについて多くの疑問や不安を抱く患者さまが少なくありません。ここでは、患者さまからよくある質問について解説します。

肺がんは必ず症状が出ますか?

肺がんは、初期の段階では症状がまったく出ないことも珍しくありません。実際に、症状がないまま健康診断や人間ドックで発見されるケースも多くあります。そのため、症状がないからといって、肺がんの可能性を否定できるわけではありません。

咳があれば肺がんなのでしょうか?

咳は肺がんに限らず、風邪や気管支炎、アレルギーなど、さまざまな原因で起こります。ほとんどの場合は良性の病気が原因ですが、咳が長期間続く場合や、次第に悪化している場合には、念のため医療機関で専門的な検査を受けることが大切です。

血の混じった痰が出た場合は、すぐ受診すべきですか?

血痰は、炎症などが原因で起こることもありますが、肺がんを含む重大な病気が隠れている可能性もあります。少量であっても血の混じった痰がみられた場合には、できるだけ早めに医療機関を受診することが大切です。

喫煙していなければ、肺がんになることはありませんか?

肺がんは喫煙と深い関係がありますが、喫煙歴がない方でも発症することがあります。受動喫煙や加齢、遺伝的要因など、さまざまな要因が関与すると考えられています。喫煙歴がない場合でも、症状や検査異常があれば注意が必要です。

健診で肺に影があると言われましたが、すぐに精密検査が必要ですか?

胸部X線検査やCT検査で異常を指摘された場合には、自覚症状がなくてもなるべく早く精密検査を受けることが重要です。すべてが肺がんとは限りませんが、「受診すべきか迷う」という段階であっても専門医に相談することが、早期発見につながります。

肺がんの気になる症状は当院までご相談ください

東京日本橋 早期肺がん日帰り手術クリニック

東京駅から徒歩7分、日本橋駅直結の「東京日本橋 早期肺がん日帰り手術クリニック」では、早期肺がんに対して、日帰りでの肺部分切除手術による根治を目指した治療を行っています。

当院では、早期肺がんの日帰り手術に加え、肺がんの適切な診断にも力を入れています。診断から治療方針の検討まで、肺がん治療を専門とする呼吸器外科医と麻酔科医が連携し、患者さまの状態に応じた判断を行っています。

  • 気になる症状があり、肺がんの可能性があるのかどうかを専門医に確認してほしい
  • 症状が続いており、このまま様子を見ていてよいのか判断できず、不安を感じている
  • 健康診断で異常を指摘されたが、次にどの医療機関を受診すればよいかわからない

このようなお悩みをお持ちの方から、当院には多くのご相談が寄せられています。

ご来院が難しい方に向けて、24時間対応の無料メール相談・LINE相談もご用意しております。肺の陰影や肺がんについて不安がある場合には、お一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

東京日本橋 早期肺がん日帰り手術クリニック
院長 浅越 佑太郎
日本麻酔科学会 麻酔科指導医、日本専門医機構 麻酔科専門医
国立がん研究センター中央病院で共に研鑽を積んだ呼吸器外科医と協力し、東京日本橋に早期肺がんの日帰り手術を専門とするクリニックを開院。患者さま一人ひとりに寄り添い、身体的・精神的な負担を最小限に抑えた治療の提供を目指しています。
日本麻酔科学会 麻酔科指導医、日本専門医機構 麻酔科専門医
国立がん研究センター中央病院で共に研鑽を積んだ呼吸器外科医と協力し、東京日本橋に早期肺がんの日帰り手術を専門とするクリニックを開院。患者さま一人ひとりに寄り添い、身体的・精神的な負担を最小限に抑えた治療の提供を目指しています。
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