医師紹介

近年、胸部CT検診の普及により、多くの早期肺がんが発⾒されるようになってきました。特に、たばこを吸わない⼥性に⾒つかるケースが増えており、これまで以上に早期発⾒‧早期治療の重要性が⾼まっています。

肺がんは依然として⽇本⼈のがん死亡の第1位ですが、早期に発⾒されれば⼿術で完治を⽬指すことができる病気です。また、最近では肺機能をできるだけ保つための縮⼩⼿術が⾏える症例も増えています。

当クリニックでは、こうした早期肺がんの患者さんが「待たされず、体への負担も少なく、安全に治療を受けられる」ことを⽬指しています。私⾃⾝、国⽴がん研究センター中央病院で7,000件近い肺切除術を⾏ってまいりました。その経験と、⿇酔科チームによる⾼度な管理技術を組み合わせることで、⽇帰り治療が可能な肺がん
⼿術を実現しています。

「最⼩の負担で、最⼤の安⼼を。」私たちは、患者さん⼀⼈ひとりが⾃分らしい⽣活をすぐに取り戻せる医療を提供してまいります。どうぞ安⼼して、最新技術を備えた当クリニックへご相談ください。

特集記事：DOCTOR’S MAGAZINE インタビュー

皆様こんにちは。
私はこれまで静岡県⽴静岡がんセンター呼吸器外科、国⽴がん研究センター中央病院呼吸器外科にて、主に肺癌外科診療に従事してまいりました。これらの経験を⽣かし、当クリニックにて質の⾼い低侵襲肺切除術を実施させていただきます。

さて、肺にできる⼩さいしこり（結節）は、悪性の病変（肺がん、もしくは、他のがんからの転移）および良性の病変（炎症など）のいずれかの可能性があります。悪性の病変が疑われる場合には、“細胞や組織の採取（気管⽀鏡検査による⽣検）→病理検査（顕微鏡による検査）→悪性病変との確定診断→病変の切除（根治⼿術）”が『通常の』診療経過になります。

しかしながら、早期の肺がんで病変が⼩さい場合、正確に細胞や組織を気管⽀鏡検査で採取することは困難である(＝⽣検結果が陰性であっても、組織を正確に採取できていないだけである可能性がある)ため、専⾨家がCT画像で悪性の可能性が⾼いと判断する病変に対しては、確定診断と治療を兼ねた⼿術が望ましいと考えます。また病変が⾒つかってから⼿術まではあまり時間がかからないのが理想です。

当クリニックでは悪性が疑われる病変に対して、迅速に⽇帰り⼿術を実施しております。⼿術においては、数か所の⼩さい創から、胸腔鏡や⼿術器具を挿⼊し、病変も含めて肺を部分的に切除します。

原則として、⽇帰り⼿術が安全に実施可能と慎重に判断した患者様のみを対象としておりますが、万が⼀不測の事態で⼊院が必要となった場合でも、都⽴駒込病院での受け⼊れがいつでも可能です。

ぜひとも、ご安⼼して当クリニックへの受診をご検討下さい。どうぞよろしくお願いいたします。