医療コラム

肺がん ステージ1 余命は何年?生存率80%でも安心できない理由と正しい判断

肺がん ステージ1 余命は何年?

肺がん ステージ1の余命は何年?

肺がんステージ1の余命は、多くの方で5年以上の生存が期待できる段階とされています。

実際には、

  • 5年生存率:約80%前後
  • ステージ1の中でも腫瘍が比較的小さい段階(ステージ1A):80〜90%程度

と報告されています。

※ ステージ1は腫瘍の大きさなどによってさらに細かく分類されており、ステージ1Aはその中の一つです。

つまり、適切に治療が行われれば長期的に生活できる可能性が高い状態です。
ただし、同じステージ1でも

  • がんの種類
  • 手術が可能かどう (全身状態、年齢など)
  • 発見のタイミング

によって見通しは変わります。

実際の診療でも、レントゲンでは異常がなかった方が、CT検査で初期の肺がんと診断されるケースがあります。

そのため、単に「余命は何年か」だけでなく、今どの段階にあり、次に何をすべきかを正しく判断することが重要です。

生存率からみたステージ1の肺がん

肺がんステージ1は、肺がんの中でも比較的早期の段階です。

一般的に、5年生存率は約80%前後とされており、適切な治療によって長期生存が期待できる状態と考えられています。

ステージ1の中にも分類がある

ステージ1はひとつではなく、腫瘍の大きさなどによって

  • ステージ1A(さらに細かく分類されます)
  • ステージ1B

に分けられます。

ステージ1Aは、ステージ1の中でも腫瘍が比較的小さい分類で、良好な経過が期待される傾向があります。

いずれも同じ「ステージ1(早期)」の中の分類です。

肺がんの種類による違い

肺がんは大きく2つに分かれます。

非小細胞肺がん

  • 比較的ゆっくり進行
  • ステージ1で見つかることが多い

小細胞肺がん

  • 進行が速い
  • 転移しやすい

※ 同じステージ1でも、がんの種類によって見通しは変わります。

ステージ1でも結果が変わる3つの要因

  • 組織型(がんの種類)
  • 腫瘍の大きさ・性質
  • 手術で切除できるかどうか (全身状態、年齢など)

ステージ1の肺がんは治るのか

根本的治療が期待できる段階です。

ただし、放置すれば進行するため、早期の対応が重要です。

レントゲンで異常がなくても安心できるとは限らない

健康診断で行われる胸部レントゲン検査は重要ですが、すべての肺がんを見つけられるわけではありません。

特に

  • 小さな病変
  • 肋骨や心臓などと重なり隠れる位置にある病変
  • すりガラス状の陰影

は見つかりにくいことがあります。

実際にあったケース

70代女性、区の健康診断で胸部レントゲン検査を毎年受けていましたが、異常無しでした。

偶然、別の病気で受けたCT検査で肺に影が見つかり、当院を受診されました。

画像を確認したところ、以下のようにステージ1の肺がんが強く疑われ、1週間後に手術を行いました。

CT画像
CT画像

胸部CT検査の重要性

CTでは

  • 数ミリの病変
  • レントゲンで見えない陰影

も確認できます。

早期発見にはCT検査が重要です。

要精密検査と言われたら

健康診断で

  • 要精密検査、D判定

と指摘された場合は、
できるだけ早く精密検査を受けることが大切です。

早い段階で確認することで、選択できる治療の幅が広がる可能性があります。

ステージ1 肺がんの治療について

ステージ1では、手術による切除が標準治療として検討されます。

近年では、

  • 体への負担を抑えた低侵襲手術
  • 早期社会復帰を目指した方法

も選択されるようになっています。

治療後の経過観察

治療後も定期的にCT検査を行い、再発や新規の肺がんの有無を確認します。

実際に受診された方の声

Googleマップの口コミでは、

  • 「健診で不安だったが、早く検査できて安心した」
  • 「検査から説明までがスムーズだった」
  • 「当日に説明を受けられた」

といった声が見られます。

詳しくはこちら

口コミを参考にしながら、ご自身の状況について確認したい場合は、LINEからご相談いただけます。

ご相談・検査について

「すぐに受診するか迷っている」
「まずは相談したい」

という方は、LINEからのご相談も可能です。

  • 検査が必要かどうか
  • 受診のタイミング
  • 検査の流れ

などについてご案内しています。検査を受けるべきか迷っている段階でもご相談いただけます。

まとめ

肺がんステージ1は

  • 早期の段階
  • 適切な治療で長期生存が期待できる

状態です。

ただし、

  • がんの種類
  • 手術ができるかどうか
  • 発見のタイミング

によって結果は変わります。

最後に

もし

  • 健診で異常を指摘された
  • レントゲンだけでは不安が残る
  • 咳が続いており、肺の病気がないか一度検査を受けたい

という場合は、胸部CTによる評価が重要です。

早い段階で正確に診断することが、治療の選択肢を広げ、将来の見通しを大きく左右します。


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この記事の執筆者

東京日本橋 早期肺がん日帰り手術クリニック
院長 浅越 佑太郎
日本麻酔科学会 麻酔科指導医、日本専門医機構 麻酔科専門医
国立がん研究センター中央病院で共に研鑽を積んだ呼吸器外科医と協力し、東京日本橋に早期肺がんの日帰り手術を専門とするクリニックを開院。患者さま一人ひとりに寄り添い、身体的・精神的な負担を最小限に抑えた治療の提供を目指しています。
日本麻酔科学会 麻酔科指導医、日本専門医機構 麻酔科専門医
国立がん研究センター中央病院で共に研鑽を積んだ呼吸器外科医と協力し、東京日本橋に早期肺がんの日帰り手術を専門とするクリニックを開院。患者さま一人ひとりに寄り添い、身体的・精神的な負担を最小限に抑えた治療の提供を目指しています。
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