肺がん手術を検討されている患者様へ
肺がん手術において、切除する肺の範囲はできる限り小さく抑えることが望ましいとされています。これは、術後により多くの肺が残ることで、呼吸機能の温存につながり、階段や坂道の昇降、荷物の持ち運び、小走りといった日常動作がより快適になるためです。
当院では、「がんをしっかりと取り切る」ことは当然の前提とした上で、手術後の患者様の生活の質(QOL)を重視した治療方針を大切にしています。手術後の患者様は、皆日常生活に戻ります。それを元通りに近い形で送れることが最も重要だと考えております。
そのため、手術方法については、肺葉切除よりも肺区域切除、さらに可能であれば肺部分切除を選択できるように検討を行います。腫瘍の大きさや位置、広がりなどにより適応は異なりますが、「肺区域切除」や「肺葉切除」を勧められた方でも、「肺部分切除」で治療が可能な場合があります。ご希望の方は、ぜひ一度セカンドオピニオンとして当院へご相談ください。

当院では、初診日から遅くとも1週間後には手術を実施することが可能です(※手術の適応については、医師の判断により決定いたします)。紹介状や画像データのご持参は必須ではありません。少しでも早く手術を受けたい方は、無料のLINE相談、メール相談、またはお電話にてお気軽にお問い合わせください。
当院で行っている術式について
当院では、全国的な標準術式である「胸腔鏡補助下肺部分切除(Hybrid VATs)」もしくは、「完全胸腔鏡下肺部分切除(Complete VATs)」を行っています。
前者では傷口が2か所となります。1か所は胸腔鏡(小さなカメラ)挿入用の小さな穴、もう1か所は数センチの切開です。腫瘍があまりにも小さい場合、指で触れて腫瘍を確認する必要があるため、数センチの切開創から指を入れて、直接腫瘍を確認して確実に切除します。
後者では傷口が3か所となりますが、いずれも小さな傷口となります。腫瘍が肺の表面にあり、指で触らなくとも切除可能な場合はこちらの術式を選択する場合もあります。
いずれの術式にせよ、腫瘍を損傷することなく、安全な切除マージンを確保しながら、必要最小限の範囲での切除を目指すことができます。これにより、呼吸機能をできる限り温存した治療を提供することが可能です。
術式に関しては呼吸器外科医からの説明を受けられますので、その際に患者様のご希望をお聞きして最終決定いたします。
早期発見を確かな一歩へ
胸腔鏡下肺がん手術を、最短翌日に
肺がんは徐々にではありますが、確実に進行する病気です。早期発見を次の確実な一歩へ繋げるためには、できるだけ早く手術をすることが望ましいです。
肺がんは日本人のがんによる死因のトップですが、多くは見つかった時には手術ができない状態であることが原因であり、早期に手術ができれば元通りの生活に戻れる可能性が高いがんです。早期の手術をご希望の方は、当院へご相談ください。


